野良子猫2匹との35日 保護したのはバックに猫会社がいたおかげ
![](https://www.pochihaha.com/wp-content/uploads/2015/12/IMGP3880.jpg)
野良子猫に出会った経緯
野良猫がベランダで子猫を3匹産みました。
この時の私の考えは、
野良子猫を保護しても、キリがない。
保護したら、母猫の避妊手術、今後生まれる子猫を全て保護していかないと筋が通らない。
そもそも毎日、仕事と子育てで時間もお金もいっぱいいっぱいだ。
だから、手は出さない。ご飯はあげない。
野良猫として、生きていけたりいけなかったりするのは仕方がないことだ。
でした。
なので、子供らには窓越しに眺めるだけ。と言っていました。
一方、子猫達は、庭の方に出現してビオトープのメダカに興味を持ったり、
引っ越してしばらく見なくなったりしていました。
保護を決めた理由
が、久しぶりに現れたなーと思ったら、
猫風邪で目がふにゃふにゃになっていました。
右側が黒い模様のある子はベランダで徐々に動かなくなっていきました。
ついに主人が助けようとしました。
私に隠れてこっそり人間用の哺乳瓶を買って人間用の牛乳をあげていました。
(保護後は猫用ミルクにすぐ切り替えました)
さて、
手を出したからには最後までやるよ。
(私の仕事環境なら、猫の保護について理解してくれるだろう。なんとかなる)
これが保護を決めた理由です。
私の最後までは、できるかぎりの治療をして、信頼できる里親さんを探して引き渡すことでした。
保護後の治療費
右側が黒い子を動物病院に連れていった帰り、
![](https://www.pochihaha.com/wp-content/uploads/2015/12/DSC_0034.jpg)
道で倒れていた野良子猫
全体が黒い子、そして人に一番なつっこかった子を発見します。
もう体も冷たくて、体には虫がはびこっていました。
「ちくしょー。なんでもっと早く助けなかったんだ、
どうせ手をだすならなんで。忙しいから仕方がないってクソ喰らえだ」と心のなかで叫びながら、動物病院に連れていきました。
この時先生から
「この子は、ダメかもしれない」
と言われました。
午前に2回動物病院に連れていき、午後にももう一度このクロちゃんを連れていきました。
ここで、◯万と診察料がかかるんですね。
そして、もし危険な感じがあれば翌日も来てください、遅くても2日後にはと。
最終的にいったいいくらかかるんだ。不安になりました。
援助の依頼
ここで、私一人じゃ金銭面も時間もどうにもならないと思いました。
(金銭面については今回の保護で乗り切れたとしても、次の保護で躊躇しないように助けを求めました)
まず、仕事。
ドイライヤーで温め続けないと体温が下がります。
ミルクもまだ数時間置きです。
1週間ほど、時短や、在宅勤務をお願いしました。
そして、ミルク、子猫のご飯、古い布(虫がいるのでタオル等使い捨て)を会社のFB経由で募集しました。
当日に直接物資を届けてくれた方、
翌日には宅配で物資がどんどん届きました。
3日も立たずに十分なほどの物資がたまりました。
![続々と届いた支援物資](https://www.pochihaha.com/wp-content/uploads/2015/12/DSC_0038.jpg)
続々と届いた支援物資
ご協力いただいた皆様ありがとうございました。
保護した35日間
保護した数日間は本当に、もしかしたら死んでしまうかも、と心配で心配で仕方ない日々でしたが、
どんどん元気になっていき、
子供達のよき遊び相手にもなってくれて、双子にはとてもいい思い出になったようです。
たった35日間でしたが、
数年たった今でも
「ミギクロちゃんとクロちゃんにあいたいな。いま、さとおやさんのところにいるんでしょ?」と言ってきます。
保護猫ちゃんの今
ミーミーとクロちゃんは2匹一緒に里親さん宅で暮らしてます。
instagramで近況を知ることができるので私自身毎度ほっこりしています。
2匹一緒でよかったね。
ネコ会社の紹介
こんな会社
ネコ会社って何?
猫の保護で時短とか在宅とかすぐに認められちゃうものなの?と思う方もいると思うので
少しご紹介。
株式会社qnote
ネコ社員が7名います。(OBOG入れるともっと増えます)
動物やペットのことは家族同然だ!
という会社です。
社内の様子はこの動画が参考になります↓
ワーキングマザーにもおすすめする理由
野良猫にも優しい会社なので、社会的弱者である女性にも優しい会社です。
子供がいてもフルタイムで働きたい人もいるでしょうし、
子供の熱や育児に時間をさきたい等で時短や在宅を希望したい人もいるでしょう。
その希望を親身に聞いてくれます。
もちろん女性や既婚者に限らずです。
この会社にいると世の中にこんなに育児や家事をやる男性がいるなんて!とびっくりしますよ。既婚男性に限らず、家事(会社は一軒家なので多少家事があります)をそつなくこなしてます。
20代であれば未経験者でも歓迎、30代以降であれば経験者優先かと思いますが、気になったかたは是非応募してみてください。
まとめ
ネコ会社に所属していたからこそ、できた保護活動だったように思います。
野良猫に時間を避ける余裕、援助によるお金の余裕、
余裕というのは何か新しく始める為には改めて大事だなと思いました。
私はこの2匹のあと、1年後に1匹保護し、里親さんに引き渡しました。(母猫の避妊はできていません。)
前回の経験をえて、今回は体調が悪化する前に保護したので、治療費もほとんどかからず、体調もすぐ回復しました。
適切な治療を早めに行えば、助けられるんですよね。
子供達にも私にもいい経験ができました。
保護猫との35日間をまとめた動画です
BGMは旦那さんです。
それにしても、最初に保護したのは旦那さんなのだからトイレ掃除等のお世話もやって欲しかったな。ちゃんちゃん