はじめて会った日
2015年10月1日我が家のベランダに3匹やってきました。
お母さん猫が連れてきたのかな。
当初は、「ご飯はあげない、けっして深く関わらない」
そこから始まりました。
詳しい内容は上記の記事に書いてありますが、
1匹は行方知らずになり、結局保護したのは2匹。里親さんが顔の右側が黒い子(ミギクロ)と全体的に黒い子(クロ)2匹とも引き取って現在にいたります。
あれから3年
見つかったのです!
何が?
もう1匹です!顔の左側が黒い子(ヒダリクロ)です!
見つかった経緯
息子が小学生になり、某ファミレスに行くと、お友達家族と隣合わせになりました。
私「ペット飼ってます〜?」
息子友達のママ「実はね、拾ったの。野良猫を。」
私「いつごろ?」
友達のママ「3年前の冬くらい。弱ってるところ見つけてみていられなくて」
私「どこでですか?」
友達のママ「マンション付近よろよろ歩いていて…」
私「もしかして…左側半分が黒い模様ですか?」
友達のママ「え!?そう!」
きた。これは、きた。
私「多分、その子私知ってます。その子と兄妹3匹がうちのベランダに来て、2匹は里親さんが見つかったんですけど、もう1匹はいなくなっちゃったんです。誰か保護してくれてたらいいな、と思ってたんですけど、まさかここで出会えるとは…」
そして、写真をいただきました。
私が当時撮った写真

間違いなく同じ子だ。
まとめ
にゃんこかわいい。3匹とも素敵な飼い主さんの元で暮らしていて本当によかった。
↓は現在のミーミー(ミギクロ)とクロちゃん
最近読んだマンガ
愛猫の最期のお話。夜中声出して泣きながら読みました…
動物と一緒に暮らしたいと思ったら
動物との生活楽しいですよね。
ペットショップに行って、飼った後の妄想したり、店員さんとお話して飼育の理解を深めたり。
まず確認すべき点は
・毎月かかる費用、病気になった際の費用の把握と確保
・一緒に暮らす家族のアレルギーの有無
・飼い方の情報収集
ですね。
ペットショップか里親募集サイトで入手するか
私自身は、
ペットショップで購入した事も、野良猫を保護したことも、里親サイトで里親になったことも、逆に里親を探した(人づて&ネット経由)経験もあります。
その中でオススメするとすると、
初めてペットを飼う方は信頼のおけるペットショップでの購入です。不安な時に電話すればきちんと対応してくれると思います。
慣れてきたら里親サイトがオススメです。
ベテランの方は、里親サイトから一番人気がなさそうな、不細工で、大きくなっていて、持病持ちの子と是非一緒に暮らして頂けたらと思います。
今回は私も利用した里親サイトを紹介いたします。
里親サイトの利用方法

↑有名な里親応募サイトは「ペットのおうち」です。
会員登録(要:電話番号認証)をしてから、気になる子を探して、そのページから里親申込みをします。
不妊手術を受けさせる事、転売目的でないこと、誓約書作成などの同意事項があります。
その後で、細かいアンケートに答えることになります。
・ペットの飼育経験の有無
・どのような飼育・住宅環境か
・家族構成や年齢層
・先住ペットの有無、またその年齢、性格
・留守番時間の平均時間
・掲載者の自宅訪問は可能かどうか
最後の設問に『里親希望動機と終生愛情と責任を持って育てる覚悟を掲載者に伝えてください』
というのがあります。
私はここで、アピールしました。
まさに就職活動をしているようでした。
実際やってみた里親応募活動
うさぎとの生活が人生の半分を越えており、うさぎなしの生活はもはやないと思っています。
2匹までなら経済的にも飼える。先住うさぎが月に帰った事もあり、ベテランとして、人気のなさそうな子から応募しました。
1件目:おじいちゃんうさぎで掲載者と連絡を取り合いましたが、先住うさぎに生野菜を食べさせていることがだめだったのか途中で音信不通になりました。
2件目:老齢の応募が少ないため、青年期の子に応募しました。里親を探している方が里親を吟味するタイプなのか、面接等を求められ嫌な予感がしたので辞退しました。
3件目:兄妹うさぎのあかちゃんを見つけました。あかちゃんうさぎでかつ可愛い。これはもう私が手をあげなくてもすぐ見つかるだろうと思ったのですが、数少ない兄妹での募集に思い切って募集しました。
実際は返信がこなかったものなどもう少しあります。
その際、応募の最後の項目には
ウサギの飼育歴が人生の半分を超え、次の子を飼うときも里子として、
そして、人気のない、かわいくないこ、高齢な子、とベテラン気取りでいましたが、
うさぎの里親募集も少なく、未就学児の双子もいることからかなかなかいいご縁にたどり着けておりません。
兄妹ウサギの募集であったので、できれば一緒に引き取れる数少ない機会と思い応募させていただきました。
先月月に送ったこも兄弟でした。男の子どうしでしたので去勢はしませんでしたが、
もし女の子と男の子をひきとることになったさいは責任もって不妊手術をいたします。
(ちかくにウサギ専門の動物病院があります)
先代は女の子2匹ずつ、
そして男の子2匹ずつ、
いつのまにか自分の子供に双子の男の子が、
次は男の子と女の子、
と縁を感じての応募となります。
と記載しました。
そして、返信をいただき、
なんと、
その里親募集された方のお子さんも 双子だったのです!!女の子二人でした(*ノω・*)
何度かLINEでやり取りし、最終的に無事に我が家まで連れてきていただきました。正直他の取引のこともあったので引き取るまでドタキャンされるのでは?とずっとビクビクしてました。

我が家にやってきた子うさぎきょうだい
うまくいくときは、トントン拍子で進むものですね!(結婚のように。)
まとめ
メルカリアッテやジモティー等でも里親募集はあります。
個人的に気になるのは、生後数ヶ月で募集している人が多いこと。
ペットショップから購入したけど、飼えなくなった。アレルギーがでた。引越しや海外への異動で。という理由が多いですね。
何度もペットに妊娠出産させては引き取り手を探す方もいるようですね。(何度もではなく1度、自分のペットに出産させたい、飼いきれない子供だけ里親募集という気持ちはわかります)
生活環境はどうしても変わる事が多いので終生飼う意志はあっても難しくなる状況はあるかと思います。それでも飼う際にはしっかりと準備を。(アレルギー等はペットショップで抱っこさせてもらうなどして先に確認しましょう)
クーロン黒沢 SIXSAMANA 2017-05-31
↑Amazonプライムで見ることができます。(ちょっと変わったおじさん?の)犬の保護の話ですが、その施設に動物を捨てにくる人の内容もありツラくなる人もいると思うので苦手な人は気をつけてください。(映像や編集はいまいちです)
大森南朋 (C)2010「犬とあなたの物語」製作委員会 2015-11-15
↑ほっこりしたい人はこちら。前半はゲラゲラ笑える内容で油断していたら、後半号泣しました。

うさぎのむーさんが10歳になりました。
むーさんが七草粥を食べる日が誕生日だったなんて・・・
誕生日をお祝いしたことがなかったので今年初めて知りました。
むーさんごめん。

ということで
七草をプレゼント。

DAI TAIが自分のおもちゃも献上し始めて
むーさんちょっと迷惑そうでした。
野良子猫に出会った経緯

野良猫がベランダで子猫を3匹産みました。

この時の私の考えは、
野良子猫を保護しても、キリがない。
保護したら、母猫の避妊手術、今後生まれる子猫を全て保護していかないと筋が通らない。
そもそも毎日、仕事と子育てで時間もお金もいっぱいいっぱいだ。
だから、手は出さない。ご飯はあげない。
野良猫として、生きていけたりいけなかったりするのは仕方がないことだ。
でした。
なので、子供らには窓越しに眺めるだけ。と言っていました。

一方、子猫達は、庭の方に出現してビオトープのメダカに興味を持ったり、
引っ越してしばらく見なくなったりしていました。
保護を決めた理由
が、久しぶりに現れたなーと思ったら、
猫風邪で目がふにゃふにゃになっていました。
右側が黒い模様のある子はベランダで徐々に動かなくなっていきました。
ついに主人が助けようとしました。
私に隠れてこっそり人間用の哺乳瓶を買って人間用の牛乳をあげていました。
(保護後は猫用ミルクにすぐ切り替えました)
さて、
手を出したからには最後までやるよ。
(私の仕事環境なら、猫の保護について理解してくれるだろう。なんとかなる)
これが保護を決めた理由です。
私の最後までは、できるかぎりの治療をして、信頼できる里親さんを探して引き渡すことでした。
保護後の治療費
右側が黒い子を動物病院に連れていった帰り、

道で倒れていた野良子猫
全体が黒い子、そして人に一番なつっこかった子を発見します。
もう体も冷たくて、体には虫がはびこっていました。
「ちくしょー。なんでもっと早く助けなかったんだ、
どうせ手をだすならなんで。忙しいから仕方がないってクソ喰らえだ」と心のなかで叫びながら、動物病院に連れていきました。
この時先生から
「この子は、ダメかもしれない」
と言われました。
午前に2回動物病院に連れていき、午後にももう一度このクロちゃんを連れていきました。
ここで、◯万と診察料がかかるんですね。
そして、もし危険な感じがあれば翌日も来てください、遅くても2日後にはと。
最終的にいったいいくらかかるんだ。不安になりました。
引き渡し当日、里親さんが治療費の半額を負担してくれました。
援助の依頼
ここで、私一人じゃ金銭面も時間もどうにもならないと思いました。
(金銭面については今回の保護で乗り切れたとしても、次の保護で躊躇しないように助けを求めました)
まず、仕事。
ドイライヤーで温め続けないと体温が下がります。
ミルクもまだ数時間置きです。
1週間ほど、時短や、在宅勤務をお願いしました。
そして、ミルク、子猫のご飯、古い布(虫がいるのでタオル等使い捨て)を会社のFB経由で募集しました。
当日に直接物資を届けてくれた方、
翌日には宅配で物資がどんどん届きました。
3日も立たずに十分なほどの物資がたまりました。

続々と届いた支援物資
後日余ったミルクとウェットフードは
NPO法人アルマに寄付いたしました。
ご協力いただいた皆様ありがとうございました。
保護した35日間

保護した数日間は本当に、もしかしたら死んでしまうかも、と心配で心配で仕方ない日々でしたが、
どんどん元気になっていき、
子供達のよき遊び相手にもなってくれて、双子にはとてもいい思い出になったようです。

たった35日間でしたが、
数年たった今でも
「ミギクロちゃんとクロちゃんにあいたいな。いま、さとおやさんのところにいるんでしょ?」と言ってきます。

保護猫ちゃんの今
ミーミーとクロちゃんは2匹一緒に里親さん宅で暮らしてます。
instagramで近況を知ることができるので私自身毎度ほっこりしています。
2匹一緒でよかったね。
ネコ会社の紹介
こんな会社
ネコ会社って何?
猫の保護で時短とか在宅とかすぐに認められちゃうものなの?と思う方もいると思うので
少しご紹介。
株式会社qnote
ネコ社員が7名います。(OBOG入れるともっと増えます)
動物やペットのことは家族同然だ!
という会社です。
社内の様子はこの動画が参考になります↓
ワーキングマザーにもおすすめする理由
野良猫にも優しい会社なので、社会的弱者である女性にも優しい会社です。
子供がいてもフルタイムで働きたい人もいるでしょうし、
子供の熱や育児に時間をさきたい等で時短や在宅を希望したい人もいるでしょう。
その希望を親身に聞いてくれます。
もちろん女性や既婚者に限らずです。
この会社にいると世の中にこんなに育児や家事をやる男性がいるなんて!とびっくりしますよ。既婚男性に限らず、家事(会社は一軒家なので多少家事があります)をそつなくこなしてます。
20代であれば未経験者でも歓迎、30代以降であれば経験者優先かと思いますが、気になったかたは是非応募してみてください。
まとめ
ネコ会社に所属していたからこそ、できた保護活動だったように思います。
野良猫に時間を避ける余裕、援助によるお金の余裕、
余裕というのは何か新しく始める為には改めて大事だなと思いました。
私はこの2匹のあと、1年後に1匹保護し、里親さんに引き渡しました。(母猫の避妊はできていません。)
前回の経験をえて、今回は体調が悪化する前に保護したので、治療費もほとんどかからず、体調もすぐ回復しました。
適切な治療を早めに行えば、助けられるんですよね。
子供達にも私にもいい経験ができました。
保護猫との35日間をまとめた動画です
BGMは旦那さんです。
それにしても、最初に保護したのは旦那さんなのだからトイレ掃除等のお世話もやって欲しかったな。ちゃんちゃん